塩ラーメンは牛骨並みの牛の風味:鶴川 龍聖軒

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どうも、Mormorです!

 

今日は鶴川に用事が有ったので、久しぶりに「龍聖軒」に行って来ました。

前回訪問は昨年の11月5日なので、11ヶ月ぶりの訪問です。

 

 

 

 

前回訪問時は「特製醤油ラーメン」だったので、今回は塩で行く事にしました。

ワンタン好きとしては、やはり「塩ワンタン麺 並」¥950+「味玉」¥100にしました。

 

 

 

 

店内満席のため、店内で暫し待ちます。

今日は倉田店主のワンオペです。

 

 

 

 

「龍聖軒」のスープ、麺、チャーシューの説明。

左下には店名の由来でもある「上原龍聖」さんの肖像も有ります。

 

 

 

 

「上原龍聖」さんの調理師免許や生前の写真が飾られています。

短い人生だった様ですが、沢山の人に愛されていた方の様です。

 

 

 

 

「夜の部限定”煮干し味”」の張り紙が貼ってありました。

どうやら夜の部限定で、煮干し味ラーメンが有る様です。
なかなか夜の部に「龍聖軒」に行く機会が無いのですが、機会が有ったら是非食べてみたいです。

 

 

 

 

待つ事10分程で、「塩ワンタン麺」+「味玉」が着丼。

うっすら濁ったスープに、ワンタンと大きなチャーシューが載っています。

 

 

 

 

まずはスープから。

薄っすら濁ったスープは、一口飲むと牛の風味が広がります。
豚と魚介の清湯スープに牛脂の香味油を使ったスープですが、一瞬「牛骨スープだったっけ?」と思う程牛の風味がします。

「魚介」と言っても煮干しでは無く、昆布や貝などが中心の様で、非常にサッパリとしていてグルタミン酸たっぷりのスープです。

 

 

 

 

麺は平打ちの太麺縮れ麺。

三河屋製麺製の太麺はモチモチ食感で、食べ応えの有る美味しい麺です。

 

 

 

 

大きなチャーシュー。

薄手ながら丼の半分を覆う位の大きさです。
前回「特製醤油ラーメン」を食べた時は、煮豚系チャーシューだった気がしますが、これは中がちょっとレアっぽいローストポークの様です。

しっとり食感で、美味しいチャーシューです。

 

 

 

 

大きなワンタン。

大ぶりなワンタンが4つ入っています。
餡は生姜の香る餡で、皮はモッチリ食感のとても美味しいワンタンです。

 

 

 

 

大きめのメンマ。

適度な歯応えと適度な味付けで、とても美味しいメンマ。
麺との食感の違いを楽しめます。

 

 

 

 

小さな海苔。

小さく切った海苔も、「龍聖軒」の特徴。
前回「特製醤油ラーメン」を頼んだ時は5枚載っていました。

 

 

 

 

小さいので海苔巻き麺には出来ませんが、海苔を載せて頂きます。

サッパリした塩味スープに海苔は良く合います。

 

 

 

 

味玉。

黄身が半熟の味玉。
味付けが適度なので、スープの味を邪魔しません。
半熟の黄身のまろやかな味が楽しめます。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、改めてスープを味わいます。

豚と魚介の清湯スープに牛脂の香味油を使ったスープですが、醤油味の時よりも牛脂の香味油を鮮明に感じられます。

また魚介も恐らく昆布や貝類を中心とした出汁と思われ、煮干しや鰹節とは一味違った旨味が有ります。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

「龍聖軒」の「塩ワンタン麺」でしたが、塩味スープはスープ自体の味がよりハッキリと感じられ、醤油味とは違った旨さが有ります。

甲乙付け難いですが、ワンタン麺として考えるなら醤油の方が良いかもしれません。

しかし、このスープで細麺も出来るので、それは味わってみたい気がします。

倉田店主は塩味スープの作り方が上手くて、動物系素材を使っていない「パパパパパイン」の「パイナップル海老塩ラーメン」のスープも旨いですし、「81番」の「特製うま塩そば」は丸鶏と昆布や貝の出汁、椎茸や煮干の出汁の3種を合わせたスープで、これも激ウマです。

「龍聖軒」は豚と魚介の清湯スープに牛脂の香味油を使ったスープで、牛骨スープに貝の出汁を使った「流川」の「中華そば」を彷彿とさせます。

株式会社パインナンバーの各店は、それぞれ個性的なスープを持ち、上手に棲み分けていますが、この「龍聖軒」の豚と魚介の清湯スープに牛脂の香味油を使ったスープはとてもレベルの高いスープだと思います。

 

 

 

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